大阪大学 D3センター データ生成工学研究部門

Real-Scale Social Simulation Laboratory

大阪大学 大学院情報科学研究科 マルチメディア工学専攻 データ生成工学講座
大阪大学 工学部 電子情報工学科 情報システム工学コース データ生成工学講座

What Will You See

in Synthesized Worlds?

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「偶然の未来」を「夢みる未来」へ
Backcast from Our Dreaming Futures!

RSSS Labでは,実世界規模シミュレーションを
安全に実現するための要素技術の開発に取り組みます.
本ページでは,データ生成工学研究部門と,村田が主宰するRSSS Labを紹介します.

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What's New? (April, 2024 to March, 2025)

2025/2/19 村田教授が大阪大学東京オフィスで,合成人口データの活用事例セミナーを開催します.

村田教授が,大阪大学東京オフィスで,合成人口データの活用事例セミナーを開催します.NTTデータ数理システム様が開発したS4(エスクワトロ)に合成人口データを組み込んだシミュレーションを体験するセミナーです.こちらから申し込みいただけます.

2025/2/12 B4新木,川染,松村が大阪大学工学部電子情報工学科情報システム工学コース卒業論文発表会で卒業論文の発表を行います.

B4新木,川染,松村が卒業論文を発表しま.大阪大学村田忠彦研としては2期生の卒業生となります.2024年9月の計測自動制御学会社会システム部会研究会での発表につづき,2025年3月に行われる計測自動制御学会社会システム部会での発表も予定されています.また,4月以降の国際会議での発表に向けて,研究内容をブラッシュアップしていく予定です.

2025/2/7 M2宮武が大阪大学情報科学研究科修士論文発表会で修士論文の発表を行いました.

M2宮武が修士論文「国勢調査未実施年度の合成人口補間手法に関する研究」の発表を行いました.日本の国勢調査は5年ごとに実施されていますが,国勢調査が実施されていない年度の人口データを推定するための補間手法に関する研究です.関連研究を2024年9月の計測自動制御学会社会システム部会研究発表会,ICMLC国際会議(宮崎),2025年3月の計測自動制御学会社会システム部会研究会,IEEE SSCI国際会議(ノルウェー)に参加し,精力的に研究発表を行いました.

2025/2/1 李 晨准教授がデータ生成工学研究部門に着任しました.

データ生成工学研究部門に李 晨准教授が着任しました.李先生は生成AIを創薬分野に適用した研究を推進しておられ,D3センターでも,生成AIの研究に取り組んでくださいます.

2025/1/22 富士通との共同研究成果をIEEE/SICE SSI2025で発表しました.

富士通との共同研究成果を2025 IEEE/SICE International Symposimu on System Integrationで"Learning Activity Behavior Choice Models without Personal Data to Generate Behavioral Data for Social Simulations"を発表しました.発表は,湯本氏(富士通)が行ってくださいました.発表後は,ドイツで一番有名なビアホールと言われるホフブロイハウスで美味しいビールをいただきました.

2024/12/17 村田教授がIEEE SMC西安支部でIEEE SMC Society Distinguished Lectureを実施しました.

村田教授が,IEEE SMC Society西安支部の招待を受けて,Distinguished Lectureを実施しました.多数目的最適化の動向とリアルスケール社会シミュレーションに関する2件の講演を行いました.

2024/11/27 村田教授が摂南大学でデータサイエンス展開科目で「政策Xデータサイエンス」の講演を行いました.

村田教授が,摂南大学の全学対象のデータサイエンス展開科目で「政策Xデータサイエンス」に関する講演を行いました.文理を問わず様々な背景をもつ学生が参加してくれました.COVID-19のときにどのようにシミュレーションベースの政策提案が行われたかを解説しました.

2024/11/26 村田教授が奈良先端科学技術大学院大学で「データサイエンス特別講義」を行いました.

村田教授が,奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の全学対象の「データサイエンス特別講義」で社会シミュレーションに関する講演を行いました.NAISTには情報科学研究科,バイオサイエンス研究科,物質創成科学研究科があり,それぞれの分野の研究者・大学院生の皆さんが参加してくださいました.

2024/11/18-21 SC24(アトランタ)で研究展示を行いました.

 大阪大学D3センターが,アトランタで開催されたSC24(Supercomputing Conference)でブースを出展し,データ生成工学研究部門として,大阪大学のスーパーコンピュータを用い人口データの合成手法と,HPCI共用ストレージを用いたバックアップシステム,合成人口データの内閣官房Covid19 AI・シミュレーションプロジェクトやJST未来社会創造事業での活用事例に関する研究展示を行いました.

 SCは毎年11月に北米で開催されるHPCI(High Performance Computing Infrastructure)関連の世界最大の国際会議で,毎年,世界のコンピュータの計算速度ランキングであるTop 500の発表が行われています.

2024/11/9-12 M1堀上がSCIS&ISIS 2024(姫路)で研究発表を行いました.

M1堀上が,アクリエ姫路で開催されたSCIS&ISIS2024 (Joint International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems, and International Symposium on Advanced Intelligent Systems)で,"Assigning Transportation Modes to Workers Using Statistics in Japanese Synthetic Populations"(Horigami, Murata)を発表しました.合成人口データに,勤務地情報を追加し,勤務地までの交通手段を推定する研究です.

SCISは日本知能情報ファジィ学会(SOFT)が隔年で開催する国際会議です.村田教授がGeneral Co-Chair,SOFT副会長として,モントレ姫路で開催されたバンケットで挨拶をしました(写真提供:山ノ井先生(村田の写真)).

20224/10/25 村田教授がHPCIシステム研究課題の成果報告を行いました.

村田教授が,第11回富岳を中核とするHPCIシステム研究課題成果報告会(品川)で,HPCI共用ストレージの利用報告を行ってきました.HPCI共用ストレージはHPCIシステムの一つとして提供されており,利用者が年に1回報告をすることになっています.東拠点の東京大学情報基盤センターと西拠点の理化学研究所計算科学研究センターで二重化されているストレージシステムとして運用されているものです.現在,合成人口データは2000年,2005年,2010年,2015年の国勢調査結果をもとに合成されており,HPCI共用ストレージを人口データのバックアップシステムとして活用させていただいています.

2024/10/24 村田教授が計算機統計学会(岡山)でチュートリアルを行いました.

村田教授が,計算機統計学会第38回シンポジウム(岡山)で,チュートリアル「統計情報に基づく合成人口データとシミュレーション ~地域医療・マーケティング・避難シミュレーションなどの活用事例を交えて~」を行いました.チュートリアルでは合成人口データの解説とともに,NTTデータ数理システムのS4(エスクワトロ)に合成人口データを組み込んだハンズオンが行われました.本チュートリアルは,岡山城近くの能楽堂ホールtenjin9で開催されました.(写真提供:伊藤先生)

2024/10/1 大阪大学D3センターが発足しました.

大阪大学サイバーメディアセンターが改組され,大阪大学D3センターになりました.それに伴い,応用情報システム研究部門は,データ生成工学研究部門(村田研究室)および先進高性能計算基盤システム研究部門(伊達研究室)の2部門にわかれました.D3センターは,Digital design, Datability, and Decision intelligenceセンターの3つの頭文字Dをとって,D Three Centerと呼称されます.大阪大学で初めて数詞が名称に入った部局名とのことです(ちなみに,サイバーメディアセンターは大阪大学で初めてのカタカナ名称の部局名でした).これまでと同様に大学のインフラストラクチャーを整備しつつ,大学内外の研究・教育・運営のデジタルトランスフォーメーションを推進する組織として,活動していきます.

2024/9/20-23 M2宮武がICMLC2024(宮崎・ハイブリッド)で研究発表を行いました.

M2宮武が,ICMLC2024(International Conference on Machine Learning and Cybernetics)で,"Interpolation Method for Synthesized Household Compositions Between Census Years"(Miyatake, Murata)を発表しました.合成人口データは5年ごとの国勢調査に基づいて合成されますが,調査が行われていない時期の世帯構成データを推計する研究です.

2024/9/1, 2 M2宮武,M1堀上,M1程,B4新木,B4川染,B4松村が社会システム部会で研究発表を行いました.

M2宮武,M1堀上,M1程,B4新木,B4川染,B4松村が計測自動制御学会社会システム部会で研究発表を行いました.本研究会は,社会システム部会で活動している研究室の研究をブラッシュアップすることを目的として開催されています.大学院試後の短い期間での準備になりますが,B4も発表できました.

2024/8/28,29 村田教授がICMEM2024で講演を行いました.

村田教授がThe 8th International Conference on Management in Emerging Markets (ICMEM) 2024で"Real-Scale Social Simulations Using Societal Synthetic Populations in Digital Twin"の講演を行いました.

2024/8/9 大阪大学工学部オープンキャンパスで研究室紹介を行いました.

M1堀上,程と4年新木,川染,松村が大阪大学工学部オープンキャンパスで研究室紹介をおこないました.

2024/7/11,12 村田教授がJHPCN第16回シンポジウムで講演しました.

JHPCN:学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点第16回シンポジウムで共同研究報告を行いました.シンポジウムでは前年度の報告を口頭発表で,今年度の計画をポスター発表で実施されました.村田研では,2019年度から継続して,共同研究として採択されており,毎年報告しています.

2024/6/25 村田教授が三菱電機先端技術総合研究所で講演しました.

村田教授がIEEE関西支部Nomination Committee Chairtとして出張Fellow Club(主催:IEEE関西支部,於:三菱電機株式会社 先端技術総合研究所)で講演を行いました.IEEE Fellowへの申請方法についての解説をおこないました.三菱電機は日本企業でもっともIEEE Fellowを輩出している企業で,研究員のみなさまの熱意を感じました.


2024/6/19 村田教授が大阪大学情報科学研究科ランチセミナーで講演しました.

村田教授が大阪大学大学院情報科学研究科ランチセミナーで,IEEE関西支部Fellow CLub企画「30代から始めるIEEE Fellow Nomination」の講演を行いました.

2024/6/18 村田教授がパナソニックホールディングス主催のライフサイエンスセミナーで講演しました.

村田教授がライフサイエンスセミナー(主催:パナソニックホールディングス,パナソニック基盤協働研究所,協賛:大阪大学大学院工学研究科,於:パナソニック西門真構内 A棟1F EXL)で「仮想実社会データ(合成人口データ+基本行動データ)を用いたリアルスケール社会シミュレーションによるライフサイエンスへのアプローチ」を講演しました.講演前に少し時間があったので,構内に併設されているパナソニックミュージアムでパナソニック創業者の松下幸之助氏の功績を見学させていただきました.

2024/6/17 村田教授が関西大学全学部対象のデータサイエンス科目で講演しました.

村田教授が関西大学で全学部対象のデータサイエンス科目「活用法を見聞するAI・データサイエンス」で「シミュレーションで,成り行きの未来から選択する未来へ」を講演しました。

2024/6/8 村田教授が日本知能情報ファジィ学会のパネルディスカッションに登壇しました.

村田教授が,日本知能情報ファジィ学会が主催する第1回「若手研究者のための大型外部資金獲得を目指すパネルディスカッション」(アクリエ姫路)で登壇し,学部資金獲得のためのチーム編成について討議しました.(写真は,同じパネルに登壇された元IEEE会長の福田先生,兵庫県立大学副学長の畑先生,日本知能情報ファジィ学会会長の中嶋先生)

2024/5/26 村田教授が第68回システム制御情報学会研究発表講演会で講演を行いました.

村田教授が,大阪工業大学梅キャンパスで開催された梅田第68回システム制御情報学会研究発表講演会のJST未来社会創造事業の企画セッションで講演しました.(写真は,未来社会創造事業代表者の貝原先生(神戸大学))

2024/4/9 村田教授がSouth China University of Technologyで講演を行いました.

村田教授が広州市の華南工科大学智能工程学院でデジタルツインに関する講演「Real Scale Social Simulations Using Societal Synthetic Populations in Digital Twinと若手研究者向けの講演「Future Career for Young Researchers」を行いました.

2024/4/3,5 大阪大学工学部電子情報工学科情報システム工学コースで研究室配属が実施されました.

工学部4年生を対象とした研究室訪問が行われ,希望調査に基づいて,研究室配属が行われました.電子情報工学科情報システム工学コースの学生は,情報科学研究科,サイバーメディアセンター,産業科学研究所の講座を訪問します.

2024/4/1 査読論文誌 統計研究彙報,Vol.81の3月号で論文が公開されました.

総務省統計研究研究所が発行する査読誌「統計研究彙報」から原田(芝浦工業大学)、松本(関西大学)、村田(大阪大学)の共著論文合成人口データの意義と利用可能性 ―仮想都市データの有用性と秘匿性の評価から―」が発行されました。合成人口データの秘匿性に関して検討した論文で、少数の特徴的な世帯については秘匿されていることを示しました。

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